硝子体手術とは
眼内の硝子体と呼ばれる組織を除去し、網膜硝子体の病気を治す手術です。
硝子体は水晶体と網膜の間にあり、コラーゲン繊維と水でできた眼球の大半を占めている透明な組織です。眼球が球体の形を保ったり、光を屈折させることにより、外部よりの衝撃から目を守る役割を担っています。
この硝子体が網膜を引っ張ったり濁ったりすることで起きる病気を治し、網膜上に張った膜を除去する手術です。
適応疾患として糖尿病網膜症、黄斑上膜、黄斑円孔、網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫、網膜剥離、硝子体出血、眼内炎、水晶体核落下など他にもさまざまなものがあります。
手術後について
手術後はリカバリー室で少しお休みになった後、そのまま帰宅していただけます。
その後も定期的に術後の状態をみるため通院していただく必要がございます。